Vol.17
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2023年8⽉、OUI Inc.の中⼭がインドを訪問しました。インドでは多くの⼈は農村部に住んでおり、農村部での眼科医療へのアクセスの難しさが⼤きな課題となっています。実際、世界の失明⼈⼝は4300万⼈ですが、そのうち1200万⼈がインドにいるとも⾔われています。インドだけで眼科医療が必要な⼈が2億⼈いますが、そのうち20%の⼈々しか治療にアクセスできていません。
まず、南インドの都市MaduraiにあるAravind Eye Hospitalを訪問しました。この病院は貧しい⼈たちに医療を届けることをモットーに1976年に設⽴されました。現在では、⼀⽇16000⼈の検査と⼀⽇1700件の⼿術を⾏っています。現地の眼科医のお話では、⽩内障と、糖尿病性網膜症の患者が多いとのことでした。私たちのSmart Eye Cameraを使うことで、簡便に前眼部の動画を撮影できていました。特にアイキャンプでのスクリーニングにおいて、Smart Eye Cameraの活躍を期待したいとのことでした。
次に、⾸都デリーにあるAll Indian Institute for Medical Services (AIIMS) を訪問しました。この病院では、毎⽇午前中にOptometristsが農村部にコミュニティアウトリーチに⾏っており、その際に私たちのSmart Eye Cameraをスクリーニングに使⽤することとなりました。また、より包摂的な眼科医療を実現するための医療機器開発に向けても、協業に向けた前向きな打ち合わせを⾏うことができました。
今回の訪問を通じて、インドでも多くの⽅々にSECの可能性を感じていただくことができました!OUI Inc.は今後も、多様な研究機関·医療機関と連携して、エビデンスを出しながら、インドを含む世界の予防可能な失明·視覚障害の克服のため挑戦を続けていきます!
今回関わった組織