Vol.19
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2023年11月、OUI Inc.代表の清水とビジネス・アソシエイトの戸澤が韓国ソウルで開催されたKorean Ophthalmological Society 2023に参加しました。さらに、メディカルサイド視能訓練士の西村が、国内の4つの学会で発表を行いました。
韓国で最大規模の眼科学会である Korean Ophthalmological Society 2023 は、11月23日からソウルで開催されました。 大学病院で寝たきりの患者に対してSmart Eye Cameraを使用されている眼科医の先生にお会いし、前眼部を観察できるだけでなく撮影して記録できる点が非常に便利だと好評をいただきました。また、ソウルで動物眼科病院を開業している眼科専門獣医師の先生を訪問し、Smart Eye Cameraの韓国の獣医療分野での展開可能性について意見交換を行いました。3日目には、清水が「ポータブル型スリットランプ装置“Smart Eye Camera”を使用した角膜混濁検出のためのAI開発」について発表し、韓国の角膜学会の先生と交流を深めました。
視能訓練士の西村は11月に、日本視機能看護学会、日本遠隔医療学会、日本視能矯正学会、および日本医療情報学会の4つの学会にて発表を行いました。発表の中では眼科在宅医療と遠隔医療に焦点を当て、先進国の在宅医療現場の60%以上で眼科的問題が見られることを指摘しました。在宅医療の普及には総合診療医や看護師、視能訓練士などの他科や他職種連携が必要不可欠であり、さまざまな遠隔医療の現場における Smart Eye Camera の事例を紹介しました。これは視能訓練士が直接患者のケアに関与する新しい遠隔医療モデル Doctor to Patient with Certified Orthoptist (D to P with CO) の可能性を示しています。高齢化に伴う在宅医療患者の増加を踏まえ、D to P with CO により眼科疾患の早期発見と眼科在宅医療の拡大を目指しています。
11月の韓国と日本国内での学会発表を通じて、 Smart Eye Camera の可能性を多くの方々に感じていただくことができました。OUI Inc.は、これからも国内外の医療従事者との協力を続け、Smart Eye Camera による革新的な眼科診断モデルの開発に取り組んでまいります!
今回関わった組織